「金持ち父さん貧乏父さん」によると資産の定義が違う

こんにちは。

今、改訂版の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでます。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)



その昔、この本が流行ってた頃に買って読んだ記憶はありますが、全然覚えてなくて今回が初めて読むに等しい感じです。


で、まだ読み始めたばかりですが、今日は「資産負債の定義」について感想を述べたいと思います。


金持ち父さんによると資産とは「お金を稼ぐモノ」、負債とは「お金を稼がないモノ」としています。この定義によると持ち家や自家用車は負債となります。


ここが一般的な資産負債の定義とは大きく異なり、理解しておくべきポイントと思います。つまり一般的な資産負債でいけば持ち家や自家用車は資産に分類されますが、これは「貧乏父さん」の考え方であって、「金持ち父さん」の考え方ではないとなります。


逆に持ち家であっても事業目的で所有しているものはキャッシュを稼いでくるので資産となりますし、株なども当然資産となります。企業で言えばあるモノを作り出すために機械設備とかもキャッシュを生むモノなので資産となりますね。ここは一般の定義と同じでしょう。


ということで持ち家や自家用車を持っていることで資産はちゃんと所有してるとずっと思っていましたが、これは完全に「貧乏父さん」の考え方であり、住宅ローンとか考えればそれは完全に負債であるとのこと。


よくよく考えたら当たり前の話しですが、こういうポイント一つとっても、自分は「貧乏父さん」の発想をしちゃってるなぁ、とつくづく感じます。


この本でも冒頭で、世間一般ではまだまだお金に対する教育がされていないことを強調してましたが、まさにそのとおり。放っておくと「貧乏父さん」の考え方のまま生涯を送ることになってしまいます。なぜなら世間一般の常識が「貧乏父さん」思考だからです。


てことでこの本、俗に言う「ファイナンシャルリテラシー」を持つことの重要性を改めて感じさせる良本です。
真剣に読んで自分のものにしていきます。