難関資格以外は体系的に学ぶことを目的に資格本を活用するのが良いかも

こんにちは。

今日は話題を変えて資格関連の話を。


例えば経理財務系の資格で言えば、日商簿記2級とかがオススメ資格のNo1とかで紹介されてることが多いですね。取ったら転職で差別化できるとか。


確かに日商簿記2級は経理の資格としてはオーソドックスなので取っておくに越したことはないですが、これだけで(差別化を)アピールしていくことは正直難があるだろう、というのが僕の実感です。

下手するとその手の資格紹介本とか読むと、公認会計士日商簿記が同レベルで扱われてる本とかもあって、さすがにそれはないだろと。


もちろん資格取得を目指すということは、その分野を体系的に学べるという点で個人的にはオススメな勉強法なのですが、実際はどうしても試験に受かることが主目的になってしまうので、テキストと問題集をただひたすら何回も繰り返す、という苦痛がどうしても付いてきます。理解はとっくにしてるのに、です。


だから個人的には(差別化できる)難関資格でもない限り、その資格を取得することを第一の目的として多大な時間をかけるのではなく、その分野を体系的に理解することを主目的にその資格本を活用するのが効果的なのではないかと思います。

例えば簿記2級の本をひと通り勉強するだけでも結構な知識はつきます。


「比較的多くの人が取ってるメジャー資格は履歴書に書くと逆に不利になる。」

その昔、人材紹介のコンサルの方から言われたことがあります。その真偽はともかく、資格取得に拘らず、実務に行かせる知識を体系的に学ぶために資格本を利用するというのもアリだと思います。