「税務署員がこっそり教えるお金の裏ワザ」を読みました

こんにちは。


これ読みました。


著者の元国税調査官大村大次郎氏。この本に限らず、節税関連の本を多く書かれています。けっこう有名ですよね。


で、この本は税のプロである税務署員の方々が実際にやっている蓄財術、お金の裏ワザを紹介してくれます。まず著者の冒頭のコメントが印象的です。

ほんのちょっとの知識と、ほんのちょっとの手間でいいんです。それだけで、経済生活はかなり違ってくるものなんです。

まさにその通りだと思います。例えばこの本を読むちょっとの手間。新書で普通に読んでも2時間もかかりません。でもそのちょっとをやるかやらないかでお金との関わり方も変わってくるのだと思います。


で、各蓄財術の感想です。


    生命保険入りすぎを反省。幾分かを個人年金に加入することも検討しよう。

  • 財形貯蓄を使い倒す
     一定額の貯蓄に対する利子が非課税であったり、住宅資金を低利率で借りれるとのこと。でも会社辞めるんだし関係ないかな。

     子どもの医療費、親の収入保障などを網羅的にカバーしている保険は他にないとのこと。改めて今入ってる学資保険の契約内容を確認しよう。

    個人年金/生命保険控除と同じ。個人年金/生命保険/個人年金の3つで所得税最大12万円、住民税7万円の控除可能とのこと。一度検討してみよう。

  • 持ち家優位(vs 賃貸)
   住宅ローン減税はもとより、資産形成(いざという時これを担保に資金も借りれる)や相続税対策(預金、金融商品と比較して評価額がそもそも低いなど)にも有効とのこと。
  すでに持ち家の立場なので、持ち家優位ときくとなんだか嬉しい。

  • 不動産賃貸
    税務署員は転勤多く、不動産賃貸を結構やってるとのこと。で、給与所得と不動産所得(減価償却考慮して赤字)の損益通算で源泉徴収を還付。ちょっとハードル高いけど勉強する価値はあると思う。

    給与所得と事業所得(経費計上で実質赤字)の損益通算で源泉徴収を還付。雑所得ではなく、事業所得と認められるかがポイント。難易度は低くなく、安易にはやらないこと、税務署は甘くないとのことでした。でも本気で副業するならこれを活用するしかないよね。

  •  各自治体の補助金制度をチェック
    各市町村ごとで補助金ていろいろあるんですね。まずは市のホームページを検索しよう。水道料金とか住むとか違えば結構変わるんですね。


とかとか。詳細は本文にて。勉強になりました。