書評「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy」

こんにちは。

 

 

日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy (ぴあ書籍)

日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy (ぴあ書籍)

 

 

 

これを読みました。

 

著者はご存じ、IT企業の役員&芸人である厚切りジェイソンさんです。内容はタイトルとおり、(悩める)日本人への熱いメッセージ集です。一問一答形式ですので読みやすく、一時間もあればサクッと読めてしまいますが、いくつか心に刺さるメッセージがありました。

 

 Q「努力を継続させるために必要なことは?」

A「継続すること。ただただやれよ。なんで続けようとしないの?」

 

ジェイソン氏は歯磨きを例に、歯磨きは毎日やるのになんで他のことは継続できないのか、努力の定義が違いすぎる、と説きます。

 

確かに歯を磨く、髪を洗う、とかめんどくさいけど毎日やりますね。それと同レベルの定義で他のこと(英語の勉強)もやれば良いのだと思います。英語の勉強とか続かないのは、それを大きく捉えすぎてるから続かないってことなんですね。

 

Q「養う家族がいたら失敗できない」

A「言い訳にすぎない。最低限の生活費を確保したあとに、まだいろいろ試せることができるはず、やろうと思えば。けっこう頑張らないといけないけど。」

 

ジェイソン氏は言い訳いうな、とカツを入れてます。家族の人生でもありますが、自分の人生です。本当にやりたいことがあるのなら、まずは家族とよく話し合うこと。多くの方はここを疎かにされているのではないかと思います。

 

起きた瞬間、何を考える?「今日は嫌だな」で始まる日が続いていたら、そろそろ軌道変更を考えてもいいのでは?「嫌だな」の朝の多い人生はもったいない。朝からわくわくしたい。

 

実はこのコメントが一番心に刺さりました。朝起きた時の気分って、確かに具体的なひとつのバロメーターだと思います。


僕の場合、朝起きて「嫌だな」と思う大半の理由は他人の評価を気にしてのもの。例えば「〇〇会議だるいな。Aさん、また批判してくるやろな。」とか「△△の提案書、Bさんの反応が怖いな。」とか。結局、仕事そのものではなく、他人の評価を気にしてるんです。

 

ジェイソンさんもこの本を通して、他人の人生ではなく、自分の人生を生きろ、と伝えています。

 

一度きりの人生、無駄にしない、自分は主人公。他人にどう思われてもいい。

 

このメッセージに尽きると思います。