給料アップを交渉すること

こんにちは。


仕事量が増えていることを理由に、給料にその分を上乗せしてもらうことを会社と交渉し、見事勝ち取る奴が前の会社でいました。その彼は仕事の成果は全て金で評価されるべき、という信念のもと、お金(給料)について屁のツッパリのごとく当たり前に会社と交渉していました。もちろんそれだけの結果を彼は残したわけですが。


一方、僕はそれまでお金のことは神聖なものの如く扱い、不満があろうがなかろうが、会社から提示される給料に甘んじ、受け入れてきました。
でも彼の行動を見聞きし、考え方が変わりました。
自分も会社と交渉してみようと。その後、僕も自分の成果に対して得ている対価(給料)にGapがあることを具体的に申し出て、給料アップを交渉してみました。


結果は成功。その後、年棒制に移行し、毎年交渉するスタイルに変更することができました。成果主義に自らの行動で移行出来たのです。


もちろんそういう交渉を聞いてくれるという土壌が当時の会社にはあったというのはあると思います。実際、今の会社ではそういう交渉はハナから認めてくれない雰囲気。なぜなら年功序列だから。


ということで自分のスタンスがそれ以降、常に同じ(交渉型)というわけではないのですが、彼のおかげで会社内であっても自分でリスクをとって勇気をもって行動することの大切さを身をもって学んだ気がします。だって当時だって何も行動しなければ何も変わらなかったわけで。


もちろん、そういうスタンスが全員に必要とは思いませんが、会社と個人は常に対等であるということを基本とし、何かあるときはキチンと交渉するという姿勢はこれからの時代、いっそう重要になっていくんではないかと思ってます。