安易に転職をしてしまったという反省
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/06/12
- メディア: 単行本
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合わない相手はどこにでもいるもんだ
書評「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy」
こんにちは。
これを読みました。
著者はご存じ、IT企業の役員&芸人である厚切りジェイソンさんです。内容はタイトルとおり、(悩める)日本人への熱いメッセージ集です。一問一答形式ですので読みやすく、一時間もあればサクッと読めてしまいますが、いくつか心に刺さるメッセージがありました。
Q「努力を継続させるために必要なことは?」
A「継続すること。ただただやれよ。なんで続けようとしないの?」
ジェイソン氏は歯磨きを例に、歯磨きは毎日やるのになんで他のことは継続できないのか、努力の定義が違いすぎる、と説きます。
確かに歯を磨く、髪を洗う、とかめんどくさいけど毎日やりますね。それと同レベルの定義で他のこと(英語の勉強)もやれば良いのだと思います。英語の勉強とか続かないのは、それを大きく捉えすぎてるから続かないってことなんですね。
Q「養う家族がいたら失敗できない」
A「言い訳にすぎない。最低限の生活費を確保したあとに、まだいろいろ試せることができるはず、やろうと思えば。けっこう頑張らないといけないけど。」
ジェイソン氏は言い訳いうな、とカツを入れてます。家族の人生でもありますが、自分の人生です。本当にやりたいことがあるのなら、まずは家族とよく話し合うこと。多くの方はここを疎かにされているのではないかと思います。
起きた瞬間、何を考える?「今日は嫌だな」で始まる日が続いていたら、そろそろ軌道変更を考えてもいいのでは?「嫌だな」の朝の多い人生はもったいない。朝からわくわくしたい。
実はこのコメントが一番心に刺さりました。朝起きた時の気分って、確かに具体的なひとつのバロメーターだと思います。
僕の場合、朝起きて「嫌だな」と思う大半の理由は他人の評価を気にしてのもの。例えば「〇〇会議だるいな。Aさん、また批判してくるやろな。」とか「△△の提案書、Bさんの反応が怖いな。」とか。結局、仕事そのものではなく、他人の評価を気にしてるんです。
ジェイソンさんもこの本を通して、他人の人生ではなく、自分の人生を生きろ、と伝えています。
一度きりの人生、無駄にしない、自分は主人公。他人にどう思われてもいい。
このメッセージに尽きると思います。
やっぱ欧州の雰囲気って良いすね
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物語の始まりは、ある鑑定依頼。引き受けたのは、天才的鑑定眼をもち、世界中の美術品を仕切る一流鑑定士にして、オークショニアのヴァージル・オールドマン。
それは、資産家の両親が亡くなり、屋敷に遺された絵画や家具を査定してほしいという若い女性からの、ごくありふれた依頼のはずだった。
ところが──依頼人は嘘の口実を重ねて決して姿を現さない。ヴァージルは不信感を抱くも、屋敷の床にもしそれが本物なら歴史的発見となる、ある美術品の“一部”を見つけ、手を引けなくなる。
やがて、彼女が屋敷の隠し部屋で暮らしていることを突き止めたヴァージル。
決して部屋から出てこない彼女と壁ごしのやり取りを重ね、我慢できずに姿を覗き見たヴァージルは、美しいその姿にどうしようもなく惹かれていく。ところが、ある日、彼女が忽然と姿を消す─。
果たして奇妙な鑑定依頼の本当の目的とは?ヴァージルの鑑定眼は本物か、節穴か?
謎はまだ、入口に過ぎなかった──。