離職率の低い会社ってどうなの

こんにちは。


一般的に離職率の低い会社ってホワイト企業って感じがして、なんとなく転職先として狙いたくなる会社のような気がしますが、僕にとっては逆のイメージを持っています。いや、正しくはそう経験上学んだ、というべきでしょうか。  


僕はかれこれ6社目ですが、そのうち3社は世間的に言う離職率が低い会社で、3社とも例外なく中途入社がマイノリティーで、新卒入社が圧倒的大多数を占める会社でした。


つまり裏を返せば新卒で何十年もずっと同じ会社にいる人が大半な訳でそもそも転職なんて考えたこともない人ばっか。そりゃ辞めんでしょう、て感じです。離職率も自然と低くなります。


で、新卒組がほとんどだから「君は何年入社?」とか入社年度で識別されるのが当たり前の文化。中途入社組にとってあまり居心地の良いもんではありません。言い過ぎかもしれませんが、なんか新陳代謝が悪いイメージ。


もちろん、そんな離職率が低い会社でも離職する人はいますが、それは結局、僕のような中途入社の人が(その社風に馴染めず)辞めていくケースが多かったように思います。また、会社の方々も会社辞めるなんて一大事!な如く、辞める人を根性なし、逃げた、みたいな捉え方をするイメージがけっこうあったように思います。特に年配の方。


だから僕の実感としては、転職活動時、キャリアコンサルタントの方から「ここは離職率も低いしオススメです!」なんて進められても、逆にそこは敬遠しちゃう感じでした。もっとも、離職率が低い=働きやすい、とは限らないわけで。


とさんざん言っておきながら、むしろ離職率高い方が良いです、とも言い切れないところも事実。


うーん、難しいですね。