「耐えるか、病むか」では選択肢が少なすぎます

こんにちは。

昨日は新卒以来ずっと同じ会社で20年近く働いてる人と飲む機会がありました。


その人曰く、現在の境遇は最悪で、上司と全く反りが合わないとのことでした。その上司が機嫌屋さんで、かつ、細かい管理をしてくるそうで、毎日その上司の行動にビクビクしながら仕事してることが辛いのだそうです。


で、このままだと心的に病んでしまいそうだとも言っていたので、なんとなく配置転換とか打診してみては?と意見しましたが、それはすでに言っていて認められない状況とのこと。彼曰く、上司が変わるまで数年耐えるか、その前に心的に病むか、の2択とのこと。


で、僕がそんな状況であれば、「会社辞める」というワイルドカードをなんの躊躇もなく出しちゃいますが、新卒以来その会社に勤めている彼にはそれはあり得ないそうです。今更転職とか年齢的にも無理だし、少なからず会社に愛着がある、という意見。


価値観が違うんだな、とそこではっきり感じたのですが、彼の2択だとあまりに選択肢が少なすぎる気がします。「会社を辞める選択肢」も全然アリだと思うのですが、彼の価値観ではあり得ないのです。


どちらが正しいとかはないと思いますが、心が病むくらいならどんどん逃げることも必要ではないかと。病む前に予防するのが一番だと思うのです。上司の人生のために生きてるのではなく、自分の人生を生きているのですから。


とか言いながら数ヶ月後にはその境遇にも慣れてすっかり元気にやっている、というのが実は彼にとって一番良い結果かもしれませんが。