会社で専門書読んでたら「お、暇なん?」てどういうことやねん

こんにちは。


例えばあるタスクを遂行するために一定の専門知識を補強する必要があったとします。


その場合、補強するアプローチとしては専門書を買ってきて知識を得る、というのがオーソドックスなやり方だと思っています。これも一環とした業務だと思います。当たり前ですよね。高額なセミナー行くより全然パフォーマンスいいし。


でもそうと取ってくれない人もいます。昨日もデスクに座って専門書を読んでいたら、何かと絡んでくる同僚の方が、「あれ、本読んでるやん。仕事暇なん?」と言ってくるのです。


「いやいや、〇〇プロジェクトに必要な情報をインプットしてるんです」と答えると、

「ふーん、それって業務中にやることかなぁ?」
とか真顔で言ってきます。


どうやら彼の価値観としては業務中は手を動かすものであって、こういったインプット時間は仕事とは呼ばないみたいです。


なるほど、そういう価値観なのかと受け流す一方で、よくよく考えると確かにこの「業務中に本を読む」という行為は外見だけで見ると微妙な行為ではあります。


例えば、端から見てて業務中に本を読んでいる人を見たら「あれ、忙しくないんかな?」とか先入観で思ってしまうことありませんか。下手こくと、冒頭のような同僚からは仕事サボってる的なレッテルを貼られます。


これは逆に言うと「デスクでパソコンに向かって何かしてる」だけで外観的には仕事してるように見えるということです。それがたとえネットサーフィンであっても。


その意味では、遅くまで残業してる奴=仕事頑張ってる奴、という構図もこれに当てはまります。たとえそれが生活残業であっても。


となると会社って結局は外観(見た目)だけで人を評価する部分が多分にあるのだと思います。要は他人の仕事の内容とか実は分かってないのですね。
実は上司、部下の関係でさえそういうことってあると思います。


腕組んで考え事してても、端から見ればボ〜っとしてると思われるんですね。


せちがない世の中です。